日常清掃による感染症予防

【共同住宅、商業施設、職場等の共用部分の日常清掃は利用者の健康維持に不可欠】

　　　　　近年、パンデミックを経験して、ほとんどの人がその影響を受けました。多くの人が集う施設、あらゆるイベントに大きな影響を与えました。普通のことであったことが普通に行えなくなりました。

　　　　　新型コロナウイルス感染症は、当初の2類から5類になり、最近では以前のようにビジネス、イベント等私たちの通常の生活が戻りつつあります。しかしながら、病院をはじめ買い物時には特に日本ではほとんどの人がマスクを身に着けている現状です。確かに新たな感染症も次々に報道される時代となっています。

　　　　　こうした時代背景の中で、清掃は感染症予防の基本中の基本となっています。清掃のプロに、日常清掃を依頼する予算を十分に立てることは今や従業員の健康を維持するために必須となっています。目に見える美観を維持することは重要ですが、目視による汚れが確認できなくても感染を引き起こす原因が潜んでいることがあります。

　　　　　一例として、1976年にアメリカ合衆国ペンシルベニア州で開催された米国在郷軍人会の大会で、参加者と周辺住民221人が原因不明の肺炎にかかり、一般的な抗生剤治療を行ったが34人が死亡した際に発見されました。この米国在郷軍人会がレジオン会であったことから、この肺炎を引き起こした細菌が、レジオネラ菌と命名されました。原因はエアコンに使用されていた水にありました。循環して使用されていた水にレジオネラ菌が増殖していました。

　　　　　日本でも、ホテルや旅館で採用されていた循環型温泉で多くの客に健康被害をもたらした原因が同じレジオネラ菌でした。確かに目視では温泉のお湯がきれいに見えました。こうした例は確かに、多くに人が利用する共用スペースや、大勢の人が利用する水、エアコン等から放出される空気から感染もありうる警告となっています。

　　　　　共用スペースの、日常、定期清掃は、顧客や従業員の健康の為欠かすことが出来ません。こうした専門知識を持つスタッフが、皆様のお役に立ちたいと思います。ぜひ弊社に見積依頼をお出しください。